大会長あいさつ

Kiyo Chinzei portrait

つくば医工連携フォーラム2016

大会長 鎮西 清行

産業技術総合研究所
健康工学研究部門

このたび2016年1月22日(金)に、産業技術総合研究所にて「つくば医工連携フォーラム2016」を開催することとなりました。

今回のテーマは「医工連携・橋渡しのつくばモデル」とし、研究開発拠点が集積した、つくばならではの医工連携と、その臨床・実用化への橋渡しの姿について、発表会場でご参加の皆様との意見交換やディスカッションを行いたく考えております。

特別招待講演として、医薬品医療機器総合機構(PMDA)理事長の近藤先生による「革新的医療機器研究開発・評価とレギュラトリーサイエンス」、また招待講演として宇宙航空研究開発機構(JAXA)参事の村井先生より「有人火星探査の医学的リスクと医工連携の必要性」と題するご講演をいただきます。

また、関連企業による機器展示をホワイエにて、ショートプレゼンテーションを昼休みに行います。連携先を見つける、試作企業を見つけるのにご活用ください。

そして、ポスドク、学生の方は、つくば医工連携フォーラム2016研究奨励賞の選考対象になりますので、奮って参加・発表して頂きたく思います。

つくば医工連携フォーラムは「つくばバイオマテリアル・医工学研究会」「つくば医療産業懇談会」(当時)および「BioTsukuba研究交流会」を母体として2009年から毎年開催されています。2015年度にはフォーラムの会則等を整備して、一層の飛躍のための準備を整えました。

本フォーラムにて、つくば地域における、生体材料工学、バイオテクノロジー、医工学などに関連する研究開発や実用化を推進する方々が一同に会し、最先端の研究成果や実用化の方策等について議論するとともに、最新機器の展示を行う場として、多くの方にお集まり頂き、活発に討論いただきますよう、お願い申し上げます。